感謝の言葉 ~講演会を終えて~
2月28日開催の公演会「拉致問題と国防」を無事に終えることができました。
御来場の皆様、講師陣の前航空幕僚長・田母神俊雄様、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長・増元照明様、特定失踪者問題調査会代表・荒木和博様、福井からお越しくださった特定失踪者の御家族の方に厚く御礼申し上げます。
また、田母神様がアメリカで講演されるにあたり、激励のお言葉を下さった元民社党委員長・塚本三郎様にも厚く御礼申し上げます。
それだけに留まらず、田母神様より、アメリカ日本人会による講演会にも拉致問題を取り上げ、今後も引き続き拉致問題に協力するとのお言葉を頂きました。
感謝の念に堪えません。真に有難う御座います。
それだけでなく、国益を考える講演会(岐阜)の方々、インターネット等での広報をして下さった方々、共催の救う会愛知、田母神論文を支持する市民の会の皆様にも感謝の言葉を述べさせて頂きます。
講演会当日の様子は、動画を含め順次報告して参りますので、暫しお待ち下さい。
皆様、本当に有難う御座いました。
若宮会講塾一同
講演会を開催するにあたり、横田滋 早紀江夫妻、西村眞悟衆議院議員から励ましのお言葉を頂きました。
お忙しい中、筆を執って頂き、真に有難う御座いました。
講演会に寄せられたお言葉 ~横田滋 早紀江夫妻~
若宮会講塾 様
本日、「拉致問題と国防」と題しての講演会が開催されますことに敬意を表します。
娘 めぐみは、ここ名古屋昭和区幸楽町に住んだ時、精霊病院で生ぶ声をあげました。丸々と肥った髪の毛が黒々として元気一杯のベビーでした。
鶴舞公園は忘れることの出来ない散歩の場として思いに残っております。
すくすくと成長し、元気な声で歌をうたい、本を読み、庭をかけ廻わっていためぐみは、新潟へ転勤後、中学校下校途中、忽然と、家のすぐ近くの曲がり角で煙の様に消えた儘、今も姿が見えず32年になってしまいました。
北朝鮮の工作員が、国の指令を受け、平和な日本の国へ土足で踏み込み、多くの日本の若者を次々と拉致し、船で北朝鮮へ連れてゆかれたまゝです。
平成十四年の日朝首脳会談で、北朝鮮は、やっと拉致を認め、謝罪し、三家族を返しましたが、他の人たちは全員死亡を言い、ニセの遺骨、ニセの死亡診断書を出して来ました。以来、誠実な答えは無く「拉致問題」はこれで終わりと言い続けています。
このような理不尽極まりない国に対し、日本の国は、なぜもっと強く怒りを表し外交を展開しないのか、不思議でなりません。
国民全てが一丸となって闘わなくてはならない重大な問題です。
拉致被害者、北朝鮮の多くの国民の方々が、本来当り前の人間としての自由がとり戻せることを祈り、闘い続けます。
本日のテーマであります国防の問題、一人一人の日本人の心の問題が問われるこの事件が、一刻も早く解決致します様、どうぞ御支援賜わりますようお願い申し上げます。
本日の会が御盛会となります様、心よりお祈り申し上げます。
二〇〇九年、二月二十八日 横田 滋
早紀江
講演会に寄せられたお言葉 ~西村眞悟衆議院議員~
拉致問題が今日に至っても解決を見ないのは、拉致問題の本質を当事者の日本が理解していないということに尽きます。
拉致問題の本質は戦争であります。しかるに戦争状態であるというならば日本はどうするべきか、いかにして自国民を奪還するのかということを検討しなければなりません。しかし残念ながら日本政府にその形跡は見られません。
拉致問題はさらに、国家観の喪失、国防意識の欠如など戦後日本のさまざまな悪しき弊害を我々日本人に突きつけています。それらは田母神前航空幕僚長が指摘された、村山富市談話を代表とする我が国の捻じ曲げられた歴史観が原因であります。
我々は祖国の素晴らしい歴史を回復し、そして本来あるべき国家観を取り戻し、国防とは何かということを考え、拉致被害者を断固として奪還するという覚悟を持たねばなりません。そうでなければ、我が国と我々日本人の未来はありません。
本日の講演会が、拉致問題の本質そしていかにして被害者を奪還するのかという事を明確にし、国民世論において更なる拉致被害者奪還運動の大きなうねりとなることを衷心より祈念いたします。
全ての拉致被害者を奪還するために共に戦いましょう。
衆議院議員
西村真悟